077MICEの変遷② 築き上げた受け入れノウハウで「MICE No.1ホテル」へ

2021.9.24 Fri.

1970年代の開業当初に受注した大型インセンティブツアーや国際会議の成功は、ホテルの成長を促すという成果ももたらしてくれました。長旅を終えられた大勢のお客様にスムーズにチェックインしていただく体制や、大量のスーツケースを迅速にお部屋にお届けするための連携など、大人数の団体に対応する受け入れノウハウを習得。お客様からのさまざまなご要望にどのようにお応えしていくか、受注した一件一件の積み重ねが京王プラザホテルのノウハウとなり確立されていったのです。

その後、MICEの歴史はそのままホテルの歴史と重なります。1980年には南館が完成し、コンベンションホテルとしての機能がさらに充実し、医学系の学会や国際会議の開催に大きな強みとなりました。また1988年の「リハビリテーション世界会議」の開催を機に、世界に先駆けて施設のバリアフリー化を推進。2001年にはいち早く全館に光ケーブルを導入し高速・大容量・高品質のネットワークを構築、「国連IT会議」など先進技術をテーマとするさまざまな国際会議の場になりました。さらに2015年には本館47階の宴会場をリニューアル、LAN回線による通信体制の整備やMICE専用案内カウンターの設置など、よりスムーズな会議運営を可能にしています。

時代のニーズに先駆け、つねにMICEに歩調を合わせるようにユニバーサルサービスやITインフラの充実を実現してきた京王プラザホテル。この先も築き上げてきたきめ細かなおもてなしとともに、お客様の満足を叶える「MICE No.1ホテル」を目指してまいります。