ホテルで楽しむ能 ホテルで楽しむ能

作品紹介

葵上(あおいのうえ)

光源氏の正妻葵上は重い病で苦しみ、いくら治療を重ねても回復の兆しが見えません。これは怨霊がとり憑いたのではないかと疑い、「照日(てるひ)の巫女」が呼ばれました。巫女に招き寄せられた怨霊は、源氏の愛を失い恨みによって現れた六条御息所の生霊で、葵上を霊界へ連れ去ろうとします。事態を収めるために急ぎ修験者「横川の小聖(こひじり)」が呼び出され、再び悪鬼の姿となり現れた怨霊と戦います。激しい戦いの末、ついに悪鬼は法力により成仏し、二度と現れないと約束して姿を消します。

道成寺(どうじょうじ)

春爛漫のある日、道成寺では再興した鐘の供養が行われることになり、僧は寺男に女人禁制を命じます。しかし、一人の白拍子(しらびょうし)の女が命を破って入り込み、鐘を引き落としてその中に姿を消します。そのことを知った僧はこの寺にまつわる恐ろしい物語を語ります。それは昔、熊野詣の山伏に恋した女が裏切られ大蛇となって男を追い、この寺の鐘に隠れた男を恨みの炎で最後には溶かしてしまったというお話でした。僧は必死に鐘に向かって祈りますが、引き上げられた鐘から女は蛇体になって現れます。女は僧との争いの末敗れて日高川に飛び込んで消えてしまいます。

鉄輪(かなわ)

自分を捨て新しい妻を迎えた夫を恨み、貴船神社に丑の刻詣をしている時に、社人が現れお告げをします。その内容は「火をともした五徳を頭にいただき、顔に丹を塗って、赤い着物を着て怒りの心を保ったなら、生きながらにして鬼と変じることができよう」というものです。それ以降、夫は連夜の悪夢を見るようになり、陰陽師 安倍晴明を訪ねたところ、女の深い恨みのため、今夜にも命を落とすであろうと告げられます。晴明が祈ると、雷鳴が轟きお告げのまま鬼となった女が現れます。鬼女は捨てられた恨みを述べ、夫を連れ去ろうとしますが、晴明の神力に退けられ、時機を待つと言い残し姿を消します。

特別展示

女の情念をうつす能舞台展 女の情念をうつす能舞台展

能面や能装束など今年開場35周年を迎える国立能楽堂が所蔵する
貴重な品々を展示し女の情念を表現する舞台をご紹介します。

本館3階/アートロビー

展示に関するお問合せ
TEL. 03-5322-8061
(ロビーギャラリー直通)

午餐会

能「葵上」と美食を楽しむ午餐会 能「葵上」と美食を楽しむ午餐会

観世流 観世喜正氏らによる演目「葵上」をご鑑賞いただいた後には、
お好みのレストランにて特別メニューをお楽しみください。

終了しました

午餐会に関するお問合せ
TEL. 03-3344-0111(代表)
レストラン予約

イベント

ロビーでの能実演と解説『 能にふれる 』 ロビーでの能実演と解説『 能にふれる 』

能「杜若(かきつばた)」の舞と謡(うたい)の一部を目の前で実際にご覧いただき日本が誇る伝統芸能の魅力にふれていただくロビーパフォーマンスです。ぜひお立ち寄りください。

6月7日(木)・21日(木)
17:00~(約20分間) 3階/メインロビー
出演:喜多流能楽師 大島輝久、大島衣恵

イベントに関するお問合せ
TEL. 03-5322-8435
(イベント担当直通)

現代日本画 関口浩 展現代日本画 関口浩 展

古来から続く日本画の手法と現代的な感性を持って美しく描き出す関口浩氏による
自然の鉱石からつくりだした顔料を用いた優美な天空世界をお楽しみください。

6月1日(金)~29日(金)※最終日は15:00まで
南館2階/メインバー<ブリアン>前 ほか

展示に関するお問合せ
TEL. 03-5322-8061
(ロビーギャラリー直通)