045新たなステージへ、京王プラザホテルのユニバーサルサービス

2019.7.30 Tue.

平成最後の年となった2019年、この30年を振り返ると「ユニバーサルデザイン」という概念が世の中に広く浸透し発展した時代でもありました。

京王プラザホテルのユニバーサルサービスがスタートしたのは1988年。まさに平成が始まる前年にホテルで開催された『リハビリテーション世界会議』がきっかけでした。まず車椅子でのご利用が可能な客室15室を設置。以来30年にわたり、ホテル内のハード面、ソフト面ともにさまざまな形で業界に先駆ける取り組みを重ね、現在に至っています。

客室の名称の移り変わりは、その変遷を知る手がかりのひとつ。当初の「ハンディキャップルーム」15室は「バリアフリールーム」となり、2000年代に入ってからはさらに機能性を向上させた「ユニバーサルルーム」10室を新たに増室しました。障害のある方やご高齢の方など特定の方を対象とする考え方から、すべての方に使いやすいユニバーサルデザインの考え方へと拡がり、施設・設備やサービスを1つひとつ充実させてきました。

その新たなステージとなるのが、2018年12月にオープンした「新ユニバーサルルーム」です。お客様のご要望に応じて各種サポート機器を設置するカスタマイズスタイルがご好評をいただいていた従来の「ユニバーサルルーム」の良さは踏襲しながら、より優雅で、より洗練された空間へとリニューアル。新たにラグジュアリーデラックスやジュニアスイートを加えた3タイプ計13室のお部屋は、すべてのお客様に安心・安全で快適なホテルライフをお過ごしいただくための、新時代にふさわしいラインナップです。