085新しいお客様を惹きつけた、あっと驚くユニークイベント

2022.2.15 Tue.

「これまでのシティホテルの型を破り、幅広いお客様が集い憩う広場=プラザでありたい…。」開業時のその想いはホテルが企画する催しにも込められ、今もホテル史に残る数々のユニークなイベントが生まれました。

とくに1970年代の開業期から1980年代には、あっと驚く演出のイベントが次々と。開業年の1971年から始まったお正月宿泊プランの大晦日の「除夜の鐘」は、7階屋上のプールサイドに鐘楼を組み上げ、お寺からお借りした鐘をお客様についていただくという趣向が好評を博し、その後も数年続く年末恒例の人気イベントになりました。また1973年のこどもの日には47階の屋上からお客様とともに草花の種をつけた風船を一斉に飛ばし、大きな話題に。

さらに1982年のチロルフェアでは、本館4階のテラスに長さ25メートルのスロープを特設し「特別スキー講座」を開催。ホテルにゲレンデを作り出すという意表を突く仕掛けは、まさにパイオニア精神を発揮する京王プラザホテルならではの試みでした。ほかにも超高層を活かした階段マラソンやスカイプールでのダイビングスクールなど数多くのユニークなイベントは、楽しく親しみやすいホテルという京王プラザホテルのイメージを確立し、新たなお客様を惹きつけてきました。

時代に先駆ける先進的な企画から楽しさあふれる海外文化の紹介、息長く継続してきた日本の伝統文化発信まで、いつの時代もお客様の笑顔と感動が生まれたホテルイベント。プラザ思想を根底に据えたその系譜は、現在も変わることなく受け継がれています。