054「心のバリアフリー」で、どなたにも安全・快適なホテルライフを

2019.12.25 Wed.

「あらゆる人が集い憩う広場〈プラザ〉でありたい」という「プラザ思想」を基本理念として掲げてきた京王プラザホテル。開業以来、国籍や年齢、障害の有無を問わずお客様をもてなしてきた姿勢は、まさにユニバーサルサービスの考え方と通じます。 そのなかで、施設や機器などハード面のバリアフリー化はもとより、障害のあるお客様やご高齢のお客様への適切なサポートをはじめ海外のお客様へのきめ細かな対応など、ソフト面での取り組みである「心のバリアフリー」を長年にわたりホテル全体で追求してきました。

2013年から従業員教育に積極的に取り入れてきた一般社団法人日本ユニバーサルマナー協会主催の「ユニバーサルマナー検定」取得もその一例(2019年10月末時点で284名が取得)。「自分とは違う誰かの視点に立ち、行動する人を育てる」というカリキュラムで身につけたマインドと行動を、日々のホテル業務に役立てています。

2017年にはその継続的な取り組みが評価され、「ユニバーサルマナーアワード」にてサスティナビリティ賞を受賞。さらに2018年には、「心のバリアフリー」に対する意識・啓発等に取り組む企業として『東京都「心のバリアフリー」サポート企業』150社のなかに登録されるとともに、特に優れた取り組みをしている企業として、ホテル業界では初めて『東京都「心のバリアフリー」好事例企業』に選定されました。

「ハード(設備や機器)を変えることは難しくても、足りないところはいくらでも人のちからで補っていける」…。決められたサービスではなく、お客様1人ひとりに寄り添い、時にはお声がけを、また時には見守るスタッフの、そんな想いが込められた「心のバリアフリー」は今、京王プラザホテルの魅力の一つとして確かな実を結んでいます。